Stereo 2009/02 – Absolute Power
Absolute PONGL 18はオーディオグレードの電源ケーブ ル。 ケーブル部はαOCC導体を採用、 インナーシースにカーボンパウダーを混 入したPVCを使用し、制振性を高めて いる。電源プラグとインレットプラグに は、新発表のF128M(R)とF 28(R)を使用。
Absolute PONGL 18はオーディオグレードの電源ケーブ ル。 ケーブル部はαOCC導体を採用、 インナーシースにカーボンパウダーを混 入したPVCを使用し、制振性を高めて いる。電源プラグとインレットプラグに は、新発表のF128M(R)とF 28(R)を使用。
ラテンナンバーのやさぐれた感じを巧みに表現 山本一音像の隈取りをしっかりと提示する力強い描写力が持ち 味。 「スミス」のラテン歌謡歌手の声に、初めてやさぐれたふてぶて しい凄味が感じられた。
黒をつぶれる寸前までグッと引き込む 紫色のシースの中身は5重シールド構造。 メタル製プラグは亜鉛混 合のアルミ合金で、振動抑止効果が期待できる。 メインの導体は 純銀コーティングの特製OFC。 黒をグッと引き込み、つぶれる寸前 で踏み止まっている感じ。
銀入り鉛フリーの特殊処理 透明で緻密な芸術性が魅力 鉛フリー型、 成分錫9%、 銀4%。 Flux…5コア分散Ersin362。 溶融温度…220℃前後、線径0.7m。 独自のプロセス処理(超低温処理・特 殊電磁界処理)を採用。 滑らかで透明度が高く、柔らかな音質 に特色がある。低歪みで緻密な質感。 ク オリティが高く締まり、コントラストは 穏やか。解像度を重視するよりも、芸術 性に魅力を出す。低音弦楽器はまろやか で硬質感がなく、声楽はニュアンスがし なやか。高音はきめ細かく、細身で性質 は素直。一般にいう銀ハンダらしい音質 である。
オーディオマニアの間では、ヒューズによる音質の違いがし ばしば話題になります。 しかし、現実にはアイテム数が少なく、 さまざまな種類を揃えて吟味するというのも困難で、電源ケー ブルは高級品に交換しても、ヒューズは汎用品という方が大半
0.18mm径の導体20本を束ねてそれを6本撚り合わせ、さら にその中心に0.95mmのコアを配置。 0.12mmのα導体の編み 組みでシールドも施してある。 そのシールドが効果を発揮し ているのかS/Nの高さを感じられる。 それを背景に情報量、 音数を増やしながらも、それぞれの音を自然になじませる印 象だ。
拍手はとてもリアルだが、刺激感はほとん どない。 会場ノイズは多め。 ベースのリアリ ティーには驚かされるが、もっとガツンとき てほしいところも。 ただし、 ハンマーとテノ ールはかなり力強く、 たたかれている金床の 重さまで伝わってくる。 ジャズのアルトは、 はすっぱな響きがよい。 ブラシの情報量も多 め。 フルートは中域中心。 語り手は32歳。
堅牢なハウジングを採用した フルテックの電源プラグ 電源ケーブルの重要性が注目され出した当初から高品 位電源プラグを製品化してきたフルテックは、 今ではこ の分野の老舗ブランドといえる存在だ。 FI-50M (R)は ステンレス製のリジットで堅牢なハウジングを採用した ハイエンドモデルである。 FI-50M (R) の重さは実測で 156g、最大で外径20mmのケーブルが使える。
フルテックではおそらく初め てのフォノケーブルである。 導 体からプラグまで自社製の素 材によって高精度な設計が施 されている。基本となる導体 は純銀コーティングAIOFC で、単一結晶OCC銅に特殊 なアニールを施してストレスを 解消した素材である。左右の プラス/マイナス4本の芯線 は、それぞれ2本ずつの単線で 構成され、各チャンネルの内部 と全体を取り巻く被覆の外側 5ヵ所にアースが走っている。 5PDINプラグはリン青銅 に直接ロジウムメッキをかけ、 ハウジングはステンレス削り出 しである。
単線による純度の高さを追求、 大音量での強靭な爆発力が印象的 各種ケーブルや端子類などで定評のあるフルテックだが、 フォノケーブルはこれが初めてのはず。それだけに満 を持した完成度の高い内容になっている。 導体は独自のμ-OFC。 単結晶銅OCCに特殊なアニールをかけ、 加 工時のストレスを解消した線材である。 これを2本ずつの単線で1組とし、 LRプラスマイナスの各導体としている。 単線による純度の高さを意識した構成といえそうだ。 また各チャンネルの内部と全体を取り巻く被覆の外側にはア アース線が走っている。