Product Review

電源&アクセサリー大全

2014-06-16

くっきりクリアで磨かれた音 音数が多く位置関係も明確 いまから3年ちょっと前、 アダプタータイプの電源ノイ ズフィルターの先駆けとして 登場し、大きな反響を呼ん フルテックの第一号モデル にして最高機。外観的な高 級感は、この下の2機種とは 一線を画している。

2014-06-16

上級モデルFLUX-50に 続いて発売された弟分だが、 FLOW-15の誕生で3兄 弟の真ん中に位置している。 やはりフィルター内蔵型でノ イズ成分を減退させるスペッ クは同じ。ノイズは、高価な モデルほどよく取れるという のではない。違いはIECコ ネクターがFI28(R)を採 用し、電極はロジウムメッキ を施しているところ。つまり ラインアップのどれを買ったら いいのか迷うところだけど、 パーツや構造によって音が変 わるという意味でのヴァリエ ションという捉え方でいい と思う。

2014-06-16

概要と特徴~音質レポート 透明度を増して余韻を激増 楽器に高級感を出してくる 電源ノイズフィルターを内 蔵するタイプで、後述する FLOW-28、 FLUX-50 の3兄弟のうちも最も新し い末弟。 フィルター回路は直 列コイルとコンデンサーによっ て構成される回路を用い、 100kで約81、 500 kで約14のノイズ成分を 減衰させる特性を持ってい る。

2014-06-16

電源ケーブルと機器との間に挿入するツチノコ型フィル ターも大きな話題となっている。 写真はフルテックのFlow -15とFlow-28

2014-06-16

脚色のない深々とした臨場感 リアルでダイレクトに描写する ブレードは純銅にロジウムメッキを施し、αプロセ ス処理。本体は樹脂の外側にステンレス合金のカバ ーがあり、さらにカーボンが巻いてある。音はノイズ フロアが実に低く、描写はリアルでダイレクト。各 楽器の鳴りは深々としている。音場空間もとても広 正統派の臨場感だ。 最低域から超高域までフ ラットな表現で、脚色なく音楽の流れそのままを伝 える。

2014-06-16

低重心で濃密な音が魅力的 音像は大きく厚めに定位する ブレードは純銅素材にロジウムメッキを施し、 αプ ロセッシングしたもの。本体はナイロン+グラスファ イバー。なかには特殊セラミックパウダーとカーボン パウダーを封入し、ハウジングはステンレスだ。音は 中域の存在感が高く、重心の低さ、全体的な濃密 さに魅力を感じた。 大きめの音像がマッシヴに定位 する様が独自の世界を持っている。

2014-06-16

表情を引き締めた温かい音色感 ハイファイ的で空間性が広い ブレードはM-N1(G)が純銅素材、 N1(G)が燐 青銅で、共に金メッキが施されている。 本体はF! 11 (C)等と同じ作り。無メッキのものに対して音 の感触が締まり、表情がキリッとしている。ただし 金メッキらしい、温かみのある音色感や量感タイプ の低音の良さがあり、軽いピラミッドバランスの安定 した音がしている。音場空間は前後左右に広く、 天井方向の高さが出るなどハイファイ性能が高い。

2014-06-16

包容力のある豊かな描写性能 滑らかで雰囲気の良さを持つ プラグのブレードは純銅、 コネクターのブレードは 燐青銅で、どちらもメッキなし。 本体の素材はナイ ロン+ファイバーグラス、カバーはポリカーボネート だ。情報量で勝負するタイプではないが、それぞれ の楽器の描き分けは上手で音の色彩感豊か。

2014-06-16

全ての金属部分に独自の物性処理 ディテールの起伏や響きを丁寧に引き出す 電源関連のパーツや物性処理でも知ら れるフルテックのフィルター内蔵タイプ である。ただフィルターといっても全面 的にネットワークを通すのではなく、 部 分的にEMIや電磁波吸収体GC-30 装着することで、フィルター効 果を持たせた構成だ。 また特殊振動吸収 ピエゾ・スパイクや、コンセントに背 面からテンションをかけるアーキシャ ル・ロッキングなど、振動対策への配慮 も十分。 なお全ての金属部分には、独自 の物性処理アルファプロセッシングを 施している。

2014-06-16

同社技術の集大成と言える最高峰機 新しい次元を感じさせる音質傾向a電源事情の悪化が言われて久しいが、拙 宅の場合を考えてみると、常時動いている のは冷蔵庫ぐらいである。 DVDレコー ダーは録画があるのでそのままだが、あと はTVもエアコンも主電源を切ってある。 PCも大概はスタンバイ状態だし、昼間は 電灯も点いていない。また周囲に工場やオ フィスがあるわけでもないので、それほど 電源環境を気にする必要はなさそうだ。し かしそれでもアクセサリーを使うと音が変 わるのは確かである。 フルテックが新開発のコンセントを採用した最高級グレードの電 源ボックスを発売。豪華な構造素材を導入したデザインが魅力だが、 音質的にもこれまでの集大成に加え、新たに銅素材電極を採用し コンセントで進化を図った。 純銅電極は直流抵抗が少なく有利で あるが、接触力になるバネ性に乏しい。これを可能としたのがステ ンレス加圧バネを使う巧みな構造だ。
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